相性の診断方法
日本中で数えると、いわゆる結婚相談所は現在約3000社にのぼるといわれております。ですが、そのほとんどは個人経営という形態を取っていますので、自分のところで抱えている会員数は少なく、多いところで20~30名というのが実情だそうです。そのため、ご紹介する場合に、どうしても情報が足りたいために、会員数の少ない結婚相談所は様々の連名や団体に所属して、会員情報を相互にやり取りをするようになりました。
このシステムのおかげで、自分の条件と相手の条件がマッチすることが実現しやすくなったこと、さらに、どこの結婚相談所でも、同じ情報を得る事が可能になったのです。まさしく、現在の結婚相談所はインターネットを利用して、全国的な広がりのあることが必要となったのです、
では、結婚相談所では、どのような形で、相性のいいお相手を探すのでしょうか?
結婚相談所で提供するシステムと、会員たちがどのようにしてそれを利用するのか、その流れを確かめておきたいと思います。
【入会の際の手続き】
1 会員となる方は、ご自分のプロフィール、希望条件などを、明確に記入しましょう。性格分析から相性のいい人をより的確に把握するために、提出された書式で、趣味や考え方、結婚への理想などについても出来うる限り、詳しく記入してください。
2 会員となるときには、住所、氏名、電話番号、写真、住民票が必要ですが、相談所側は個人情報保護のためにパソコン上に載せることは控えてあります。
これで、手続きは終わりました。
さて、インターネットを利用すると、どのような流れになるのでしょうか?
【インターネットで相性診断をする場合】
1 会員になった方に適する方を紹介するために、「相性適合性診断」、「心理診断」などをします。独自のカラー心理テストで、無意識の結婚への願望などを調査するところも在ります。
あるいは、FFS理論というものに基づいて相性診断をする結婚相談所もあります。これは「五つの構成員氏」が単独、または組み合わさった結果、人の個性が作られるものと考え、そこにストレス反応を関係付けて、心理的特性を診断するというものです。
これらの診断は、非常に詳細な希望条件・性格傾向を記入した後にさらに内面まで掘り下げて、本人と相手の希望条件が一致するマッチングにとても効果的です。
このほかにも、独特なものとして、12星座占いやローマ字名から占う、あるいは、風水を取り入れるなど、結婚相談所では様々な方法を独自に組み込んでいるのです。
これらは、「データマッチングシステム」と呼ばれており、最近ではこのように、個性を大事にした相性診断が主流となりました。
2 ここで一番気をつけることは、こちらの条件と候補者の要望が一致するかどうかです。これがかなう形で相性の診断をすることを、「双方向データマッチング」といいますが、お互いの理想が一致する会員同士が素早く出会えるよう、相談所側は、紹介書は、双方に同時にお送らねばなりません。パソコン上で行なわれるのが普通ですが、プライバシー保護のため、紹介書には写真はもちろん、住所や連絡先も掲載しないようになっています。写真は相談所へ出かけると、見せていただけることになっています。
続いて、結婚相談所が行なう「データマッチング」を、実例を元に確かめておきましょう。
たとえば、選ぶ相手が男性で、年齢は30代で、大卒で、年収は平均以上で、神奈川県在住の人を。
会員数約28000人の中で、30代の人が、40% → 13,225人
大卒の割合が40% → 6,200人程度
年収が平均以上ということは50% → 3,100人程度
これを神奈川県に絞ると、会員比率が20%程度ですので、その結果が600人ほどになります。
そのほか、人それぞれにご希望、喫煙のこと、仕事内容、趣味、続柄や婚歴など によって、数を絞ります。
なお、これらの現実的な希望条件だけではなく、同時平行する形で、相性診断テストの結果も大事な要因となります。
現在の結婚相談所では、このようなデータマッチによる相性診断が一番有効なものとなっております。
3 この紹介書を受け取った会員は、条件を読み、写真を見た後、コンタクトを希望するか、希望しないかを、紹介してくれた結婚相談所へ返事しましょう。このときに、無理をせずに、自分の生活を乱すことなく、常に対応してくれることが、結婚商談所のありがたいところです。インターネットでの返事ですので、気持ちが落ち着いた後のお返事がベストですよね。
また、たとえばキャンセルがあった場合には、どなたにも次の候補者の紹介がなされますので、安心です。
4 ご希望があった場合だけ、自宅のパソコンで相手とメールでのコミュニケーションが可能になります。中には、申し込みの確認やその前に、相手に自己PRすることも出来るところもあります。
【アドバイザーの役割】
ところで、結婚相談所には、通常は結婚アドバイザーがおります。これは、ネットでの検索で相性診断がなされた後、結婚につながるための出会いをよりよい出会いとするために、どうしてもネットだけでは理解されにくい人間性を相談所側がきちんと把握するためのものです。
現在は、主流がインターネットでの相性診断となりますが、特に、実際にアドバイザーと出会い、対面でのコミュニケーションを行える結婚相談所もありますので、アドバイザーと仲良くすることもお奨めです。
【豊富な過去の事例を基にする】
思わぬところで意外な出会いがあるのも事実です。それらを予測してこその結婚相談所ですので、それは、過去の事例が大いに役に立つといわれております。
これらの情報の整理をきちんと行なっている結婚相談所は、やはり大手の方が信頼されやすいです。何よりも細やかな配慮が必要なものが、人と人の出会いですので、日頃の対応がきちんとなされているか、質問への回答が実践的に役立つものかなど、結婚相談所の姿勢を、会員の方はきちんと把握するといいですね。
では、そのほかの結婚相談所で行なっている、相性診断のための活動をご紹介しましょう。
【出会いのためのパーティ、イベントなど】
現在は、様々な形のパーティを行なうところが多くなりました。
人数が10人ぐらいのところから大勢の会食からテニス、ゴルフなどのスポーツを通じたイベント、ワインセミナーを受けながらのパーティ、クルーザーに乗ってのパーティなど、会員の中に希望を募り、結婚ソウダンショ側では参加者をあらかじめ、葉青くした上でイベントを行なうことが出来ます。したがって、参加者の相性診断を前もって行なうことも出来ますし、データマッチングが実現するように、結婚相談所では様々な工夫を凝らしてくれるます。
日時も休日に限らず、平日の夜などという、ささやかなものを喜ぶ方もおいでですので、ぜひ、これはと思うイベントには参加申し込みをされたらいかがでしょうか?
たとえば、希望がキャンセルの憂き目にあった方だって、実際の出会いで、違った幸運をつかむこともあります。あるいは、新たに、日常ではありえない多くの方との出会いが可能となりますので、このようなイベントが一番効果的だと思います。
【結構相談所が発行の「出会いの広場(仮名)」などから】
申し込みがあった方については、プロフィールとメッセージが載っています。メール交換の申し込みをされても、希望者が多かった場合は抽選となること、掲載料が必要なことがあるのが普通ですが、特に女性だけは無料というところも在りますね。なお、ご希望があれば、初めての出会いのサポートや経験豊富なアドバイザーが様々な相談にお答えすることになっています。
また、この「出会いの広場(仮名)」に会社ぐるみで、福利厚生面から登録しているところもあります。この場合は、官公庁だけではなく、総合商社・金融関係など、各業界の企業の人も登場しますので、出会いのチャンスは、さらに広がるわけです。
このように、最近主流なのがネット検索ですが、希望条件を細かく入力し、自分の結婚相手としてふさわしい人の選び方、その基準が自分ではっきり自覚できる方はネット検索をセルフサービスで行なうのも、心配はないと思います。
この場合は、申し込みもその後のお付き合いも、自分の判断で自由に行なえるところが多いですが、結婚を真剣に考える人ほど、データだけでは伝えることが出来ない人柄を重視するといわれております。これについてのアドバイスだけはきちんとすることが結婚相談所の大事な相性診断の一つになります。そのことを忘れないで、新しい出会いのチャンスは出来るだけたくさん作ることが大事ですね。